スクリュー・プレス液状化対策工法

動画で見るスクリュー・プレス液状化対策工法
液状化対策工法の紹介
液状化対策工法の比較
スクリュー先端のエアーバルブ実験。
液状地盤での掘削にエアーの吐出が発揮する効果をご覧ください。
スクリュー先端のエアーバルブ実験。
液状地盤での掘削にエアーの吐出が発揮する効果をご覧ください。
スクリュー・プレス液状化対策工法の特長
- 無公害…セメントを使用しない、環境に配慮した工法です。
- 高品質…地盤改良(支持力向上)を兼ねています。
- 住宅地に適した、無振動、低騒音、短工期な工法です。
- 既存の工法と比較しても、超低コストです。
- 削孔残土の発生が、極めて少ない工法です。

スクリュー・プレス液状化対策工法の原理
スクリュー・プレス工法による液状化対策は、砂地盤の圧密と間隙水圧消散を同時に行う「ハイブリット工法」です。
原理1 締め固め | 原理2 間隙水圧消散 |
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・現状地盤のN値を1.7 ~ 2.2倍程度に上昇させます。 | ・透水性が良く、しかも地下水が流動しても砂が砕石内に 入らないように7号砕石を使用します |
砕石パイル築造手順
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・杭芯にスクリュー芯を合わせる。 | ・スクリューを回転しながら、地中に挿入する。 この時、スクリュー先端からエアーを噴き出しながら削孔すると、地下水はエアーに押されて周辺水位は低下する。 |
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・スクリューは、計画掘削深度まで挿入する。 周辺地下水位は低下し、スクリュー周辺は圧密され密度が上がり、強度も上昇する。 計画深度まで達したら、エアーを噴き出しながらスクリューを引き抜く。 |
・スクリューを引き抜いたら旋回し、押圧ロッドを挿入する。 |
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・押圧ロッドの最大押圧力で出来るだけ削孔深度付近まで押圧し、下部地盤を圧密すると共に、孔の再整形を行う。 この時、地下水位が上昇しないようにエアーを先端より噴き出しておく。また、押圧ロッド上部周囲に砕石を投入する。 |
・押圧ロッドを上昇させると上部周辺の砕石は、ロッド周囲より孔下部に落下する。 砕石が全部落下すれば、再び押圧ロッドを降下させる。 |
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・押圧ロッドの最大押圧力で砕石を転圧する。ロッド上部周辺に、再び砕石を投入する。 |
・以後、これを繰り返し、GLまで砕石が充填されたら完成。 |
標準施工断面 | |
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・現状地盤のN値を1.7 ~ 2.2倍程度に上昇させます。 |