バイオマストイレ


生産の目的

阪神淡路大震災では、生活インフラの都市型下水道施設が破壊されてしまい、各所で深刻なトイレパニックが発生しました。東日本大震災でも、トイレパニックと被災下水道施設等の原状回復に多くの時間と費用と労力を要しています。

今般の熊本群発地震でも、トイレパニックが水分補給を我慢するエコノミー症候群と災害関連死及びノロウィルス等の感染症の発症を引き起こしています。

本装置は、災害現場の避難場所の臭く汚い汲み取式仮設トイレの衛生環境を劇的に改善します。又、今後の災害対策として本装置を設置することにより、被害のリスク分散対策を講じることが可能になり、又衛生的環境を保全しつつ、生活排水の環境負荷と設備・維持管理の費用を軽減する循環型システムを構築することを目的とします。



装置の特徴

  1. 無臭です。

    し尿浄化過程で曝気を2段階に行い、無臭にします。
  2. 無排水です。

    曝気過程で蒸発させるので、無排水となります。
  3. 無汚泥です。

    曝気槽内に設置するバイオファイバーが汚泥を分解するので、汚泥が発生しません。従って、汲み取りや汚泥処理費がかかりません。
  4. 無導管です。

    特別な下水道用中・大導管が不要で、既製品の塩ビ管で接続できます。
  5. 無薬品使用です。

    微生物の働きで尿石はなく、特別な薬品使用は必要ありません。
  6. 循環式で水洗水はリサイクル使用します。

    し尿水洗水は浄化した上で循環利用するので、避難現場の生活排泄物の処理に、貴重な上水道を使う必要がなくなります。又、雨水の利用も可能です。
  7. 貴重資源リン回収が可能です。


装置の原理

(1)し尿・汚物のみをバイオファイバーに付着させ、直接微生物で曝気・浄化させる新方式を採用した、移動式の水洗水循環トイレシステム


(2)バイオトープ汚水処理・地域水洗化システム




(3)現行の都市・集中型下水処理法の浄化原理

流入下水に最終沈殿池内の汚泥を逆走し、混合撹拌後、上澄み水を放流する。



バイオマストイレの実績

(1)固定型は、富士山麓朝霧高原が代表的です。

当施設は、世界最大規模の循環式です。(便器数126基、10年間、45万回程度、無事故の実績です。)


(2)移動式は、東日本大震災後陸前高田森林組合木材センターで2年半稼働した後に、現在、釜石で順調に稼働しています。


(3)上記以外の稼働実績。




バイオマストイレ紹介映像

・釜石市・移動式(仮設用)


・富士山麓・大型固定式(集合住宅・オフィスビル用)


・静岡市・小型固定式(車椅子用)




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